令和7年度 倫理経営ゼミナール 年間プログラムのお知らせです。
時間は、18:30〜20:30です。
(2024年11月29日差し替え済み)

倫理経営ゼミナール 第5講
テーマ:強みを磨く経営
令和7年1月27日(月)
18時30分~20時30分
場所:愛知県倫理法人会事務局
おさらい
- 経…たていと。セオリー。理念・信用
- 営…いとなみ。環境適応創造。事業展開
- 中小企業の強み…大きなマーケットを必要としない
本題
SWOT分析
- 強み・弱み・機会・脅威
- メーカー→問屋→小売→EUユーザー
- 競合状況・流通状況・市場状況
マクロ・ミクロ
- 事実・見解
- ヒト・モノ・カネ・情報
- 開発・生産・販売
- 人事・目標・物流
働きのレベル
- 強制→我慢→損得→惰性→★努力→喜働→熱愛→遊働
以上の内部環境を分析して強みを明確化する楽しみながら♪
- 美点凝視
- 長所伸展
- 自分、スタッフ、顧客、仕入れ先、異業種の社長
今はできていないけどこれから強みにしたいものがあれば加える(言霊)
教育。教える…押得る。育てる…素立てる(education)引き出す。
※弱みはあまり見ない
苦難
- 赤信号的→喜んで改める
- 成長痛的→喜んで耐えきる
- 宿命的→喜んで受けきる
★やらないことを決める
成果=能力×熱意×考え方(マイナスがある)
【感想と気付きのシェアタイム】
個人事業主でやっており、目の前の仕事をこなしているので
経営を見直すきっかけがなかったけど、今日は見直せた
考え方が「マイナス」という話が印象に残った
ひとりでやっているので気付かないことが多い
色々な人からの声を真摯に受けていれて学んだことを実践していきたい
楽しんで働けるようになりたい
どんな会社にしたいのか再度話をするべきである
やらないことの線引きをきっちりする
自分(従業員)としては、ルール・方針・考え方を持っているので
社長と共有して、会社としてのものに変えて行けたらいいなと思った
社員研修のなかに「喜働→熱愛→遊働」を取り入れたい
強み100個つくってみる
業務範囲を広げたうえで、強みを見つけていきたい
戦略がなかったので戦略を考える
倫理観をもって真っ当にやっていくことが大切だと思った
【まとめ】
考える時間(時間予算)は必ずとること
月○時間とか、日30分とか
ひとは明るいところに集まってくる
中心となるような人になろう
イヤイヤ仕事をすることは罪
顧客や商品に失礼
考え方の違いがなくなった状態にするため
徹底的に話をすること(派なし)徹底的に話をすること(派なし)
倫理経営ゼミナール 第4講
テーマ:事業分野を規定する
令和6年12月23日(月)
18時30分~20時30分
場所:愛知県倫理法人会事務局
『事業分野』は倫理経営実践のステージ
- 事業の目的:顧客の創造
新たなお客様を獲得し続けること
変化するお客様のニーズに対応し続けること - 目的を果たすために企業が持つべき基本的機能
マーケティング
イノベーション - 正しい経営戦略へのアプローチ
成長性・収益性の高い事業分野に属し続ける
その事業分野における成功要因を把握する
その成功要因を獲得するための、確かでな間違いのない施策を立案・実践する
※企業は、環境適応業であり環境創造業である
(4)事業分野とは
- 目的:「我が社は何をすることによって経営理念を実現しようとしているのか」「我が社は何を以って社会に貢献しようとするのか」を明確にする
- 定義:「誰に」「何を」「どんな方法で」提供するのかを明確にしたもの
長期的に自社の存続を委ね、経営資源を効果的に投入していく生存領域
経営理念・経営ビジョンを実現するためのステージ
事業分野規定の手順
- Step1)
現在取り扱っている商品・サービスの、お客様ごとの”本質的価値”を明らかにする - Step2)
その価値を提供する商品・サービスを、現在扱っているもの、現在取引いただいているお客様に限定しないで考える - Step3)
現在取り扱っている商品・サービスの「拡大」ならびに「絞り込み」を検討する - Step4)
代替商品へ切り替えや、新しい販路を作り出すことを検討する - Step5)
「競争優位性」「単純性」「シンボル性」「両立性」「実行柔軟性」の観点を考慮しつつ、市場とコミュニケートしやすい簡単な言葉で表現する - Step6)
明確にされた事業分野は、「今日も有効であるか?」「明日も有効か?」「明日もお客様に価値を与えるか?」「市場、技術、経済の実態に合ってるか?」などと、何度も何度も問い直す - Step7)
「この事業分野で自分自身を燃え立たせ続けることができるか!社員さんの心に火を灯し続けることができるか!」と問い続ける
【感想】
業績が改善しない経営者と業績が改善する経営者の違いや、3つの「苦難」の違い等、「万人幸福の栞」を元にお話しいただきました。
中小企業が<足りないもの>は何か? → このレポートの中にかいてあります。
倫理経営ゼミナール 第3講


テーマ:経営ビジョンを明確にする
令和6年11月25日(月)
18時30分~20時30分
場所:愛知県倫理法人会事務局
経営ビジョンとは
経営理念が現実となった姿を明確に表すもの
10年、20年先のあるべき姿を明らかにした目標
経営者自身の意欲と覚悟の創出
社員さんとの夢の共有・共感、会社を取り巻く人たちに対する公約
経営ビジョンの位置づけ
「経営理念」の一段下の位置であり、「経営ビジョン」の下に「経営戦略」「経営計画」「経営管理」「日常活動」と続く。
経営ビジョンの明確化の視点
- 定量的ビジョン
規模を表すもの
効果性を表すもの
生産性を表すもの
方針を表すもの - 定性的ビジョン
社内の雰囲気
社員さんのありよう
会社の印象 - 会社の出口
親族継承
社内昇格
外部招聘
M&A
廃業
※経営ビジョンは「心の太陽」である。
【感想】
「成功の秘訣」や「働く意識」「仕組みづくり」「社員の付加価値額」など、経営ビジョンにまつわる様々な話しもありとても充実した時間でした。
倫理経営ゼミナール 第2講


テーマ:経営理念を明確にする
令和6年10月28日(月)
18時30分~20時30分
場所:愛知県倫理法人会事務局
- 復習
経営とは変わらないために変わり続けること - 事業継承
事業は時代によって変わるので事業を継承しても意味がない
では、なにを継承するのか?‥理念・たていと - たていととして守るべきもの
経営理念・信用 - 経営理念
経営者の人間的発展によって進化するもの
なにかあったときに立ち戻るべきもの(=たていと) - 信用
goodwill
心
技…技術、技術は変わる
体…体裁、儲けは消える - たていとを守るための実践
本を忘れず。恩の自覚。思いを守り抜く
本(もと)…業界・商品サービス・創業
継…社史・家系図
末…経営理念をつくる - 経営理念に向かう経営者の姿勢
理念は経営者とともに成長する
企業にとっては発展の礎
経営者にとっては心柱
社員さんにとっては灯台
外部にとってはメッセージ - 経営理念の作り方
キーワードをひろう
感想と気付きのシェア
- 経営理念をつくるところから始めようと思った
↑その作り方を持ち帰ることができた - 理念をつくるためには、業界の歴史や自分の立ち位置を知る必要がある
- アウトプットすることで自分のものにしてきたい
- 実践してみる(親と食事する、kj法を取り入れる、新しい挑戦をしてみる)
- 以前参加して、実際に経営理念を変更して良くなりました
◆まとめ
経営理念は必ずあるが、言語化できていないことはある
言語化することですそ野は広がる
作らなければ、理念の価値は分からない
何度も繰り返し作ることで、腑に落ちるものが見つかる
神と紙
倫理経営ゼミナール 第1講
テーマ:倫理経営の眼目
令和6年9月24日(火)
18時30分~20時30分
場所:株式会社イリエ
- 「経営」とは何か。
経―たて糸(変えてはいけないもの)
営―よこ糸(変え続けなければいけないもの)
個々人の働きすべてが経営である(「新経営倫理学」丸山竹秋著より) - 学習→実践→結果→振り返り→照合の繰り返し
- 倫理とは―人との関わりの理
絶対性、普遍性、一貫性、基本性がある - 3つの苦難
赤信号的苦難―喜んで改める
成長的苦難―喜んで耐える
宿命的苦難―喜んで受けきる - 会社とは―社会の公器である(松下幸之助)
社会貢献をすること
お客様―喜び・満足を提供する
国家、自治体―納税
地域―雇用
株主―配当
取引先―支払い
地球(環境)―美化
債権者―利払い
亀井副地区長による熱のこもった2時間でした。「経営」と「倫理」を融合した内容は、とても分かりやすく、「儲ける経営」ではなく「儲かる経営」の真髄を聴けました。今回は41名の参加で、ゲスト参加の方が南区倫理法人会い入会されるという嬉しいこともありました。